9月27日 オタク引越し日記：4 「引っ越すぞー！」と決心してから、ネットで物件を漁りまくっていたのですが。いくつか「お、良さそうじゃん」て物件も見つけまして。そろそろ動き出すかーということで、不動産屋に連絡を取ってみました。 とは言っても、最近は各紹介サイトに申し込みフォームがあるので、そこから「内覧してみたいんですが」と送るだけ。とりあえず3件ほど問い合わせしまして。すると翌日の朝10時、不動産屋Aから早々に電話が。 「サイトに載っている物件。アレは実はつい先日決まっちゃいまして！ただ、他にもいい物件があるので、ぜひお店に来てください！」と鼻息荒い。あーこれが噂に聞くオトリ物件か。 実際には存在しない好条件の物件の広告を出しておいて、そこを希望してお店に行くと上記のような事を言われ、後は言葉巧みになんだかんだで高額な物件を契約させられるというパターンです。そうはいくか。 「あーそうですか、ではまたサイトで探して、良さそうなのがあったら連絡します」と伝えると「他の不動産屋で紹介している物件でも、ウチで扱えるんで！ぜひウチに！」と凄い勢い。怖いわ。 はいはいと生返事をして電話を切ると、別の不動産屋Bから電話が「お問い合わせの物件ですが、内覧できますよ」とのこと。おお、ここはちゃんとしてるっぽい。では週末土曜日に内覧したいので、お昼からお店に行きますーと約束。 で、その電話を切ったら、またすぐに電話が鳴る。なんだなんだと取ってみたら、さっきの不動産屋A。「あのですね！さっき“決まっちゃった”って言ってた物件！決まってませんでした！ぜひ内覧しにお店に！」とのこと。いやいやいや。そんな都合良くキャンセル出ないだろ。「早くしないと、決まっちゃうかもしれないんで！」だそうで。どうせお店に行ったら「決まっちゃいましたー」だろうがコンニャロめ。 その後も「他の不動産屋に行く前にウチに！」「とにかく最初にウチに！」とうるさい。処女厨かこいつ。まーとにかく検討して、必要なときは連絡しますからと言って電話を切る。はー疲れる。なんか強引だし、情報もあやふやだし、ここの世話になるのは止めておこうと決心。 さてここで思い出して欲しいんですが。最初に僕は「3件問い合わせた」と言いました。うち2件からは上記の通り連絡があったんですが、3件目からは連絡が来ない。ずいぶんと奥ゆかしいな。 しかし、これが1日経っても2日経っても連絡が来ない。どうなってんだー！ しかし3件のうち、この不動産屋の物件が一番好条件だったんです。オトリかもしれないけど、やはり気になる…と思い、思い切って電話してみました。あの！サイトに載ってる物件！内覧したいんですけど！ 「あー、あちらの物件ですか。えっと、あれなんですけど、扱ってる不動産屋がちょっと連休の間休んでしまうとかで、内覧できないんですよ」あれま。 「なので、連休開けに内覧可能日を調べて連絡しますんで」とのこと。お願いしますー。 で、連休明けになっても連絡が何ひとつ来ない。ダメだこいつ！やる気ない！ここもやめ！ というわけで、結局3件問い合わせて、実際に内覧できるのは1件ということになりました。うーんまーとりあえずちょっとだけ前進したって感じか。 いやそれにしても、強引に来られても嫌だし、やる気が無いってのも嫌なもんですね。「ガッつきすぎの男は論外だけど、草食でやる気の無い男もちょっとねー」とか言ってる女に「勝手なことばっか言うな！」などと感じていたんですけど、今回よく分かった。なるほどバランスが大切だ。 今までガッついてしまってごめんなさい 9月24日 掲示板でご指摘いただき気づいたんですけど、2012年7月のログがリンク切れを起こしていました。でー調べたところ、該当ページの書類がまるまる消えていまして。手元のデータを探しても見つからず。誠に残念ながら、2012年7月日記は消失という事になりました。 わずか4日分の日記ですが、サイトを長い事続けていたこともあって、欠けてしまったのはやはりショックです。やってもうたわー。 しかしそれ以上にショックなのが、この4日分の日記に何を書いていたのか、微塵も記憶に無いということです。時期的に1日は新アニメ感想に使っているはずなんですけど、残り3日分にどんな文章を書いたか何ひとつ思い出せない。完全に記憶力が低下している証拠と言えるでしょう。サイトを長い事続けていたということは、すなわち管理人の老化もそれだけ進んでいるという事に他ならないのです。 そのうち認知症のように、同じ内容の日記を繰り返して載せたり、つい先ほどオナニーしていたのを忘れてまた勤しんでしまったりするのかも。過度な自慰行為は不感症や勃起不全の原因になりかねません。恐ろしい！ そこで考えました。よく殿様が、寝込みを忍者に襲われるのを察して逃げ出すじゃないですか。で、もぬけの殻になった布団を前に、忍者が「しまった！悟られた！」と焦る。が、「待て、まだ布団に温もりが残っているぞ」「遠くには逃げてないな」ってやつ。 あれと同じ要領で、「そろそろオナニーしたいな」と思った時に、ゴミ袋の中のティッシュを確認するのです。で、「待て、まだティッシュに温もりが残っているぞ」となったら、「まだ前回から時間は経っていないな」ということになります。忍びの知恵で老化に立ち向かえ！ こんな日記、消えてもどうでもいいか 9月19日 オタク引越し日記：3 ネットを駆使してアパート物件探し中。 「秋葉原駅から徒歩5分、月7万円、敷金1ヵ月、礼金なし」って物件を見つけまして。 ほほう…と思って詳細を見たら、貸し駐車場でした。 恐らく、僕の借りるアパートより高いです 9月14日 オタク引越し日記：2 引っ越すためには、まず、今の住居との契約を止めないといけません。 ただ、こういった賃貸契約は、いきなり「明日から出て行きます！」というのは通じなかったはず。契約によるけど、まあ1、2ヵ月前から通達をしておかないといけないのでは。 新しいアパートと平行して家賃を払うのはもったいないので、計画的に契約解除しないといけません。えーと通達はどれくらい前からやればいいんだったっけ…と、契約書を確認しようとしたんですが。あれ？あれ？ 契約書、どっかいっちゃった。 まいったな、まーとりあえず管理会社に電話してみっか。 しかし「出て行く」という通達は、ある意味「おたくとの契約は切らせてもらう！」というマイナスの連絡なわけで、やはり緊張します。しかもこちらは、言われるがままに割高な家賃を払っていたいわゆるカモですよ。手練のオッチャンに「え？出てく？何でだよ？黙って契約してりゃいいんだよオラ！」とか言われたら…。とてもじゃないが解約などできない。 それか、アニメ声の声優志望に「契約解除なんてダメですぅー！」とか言われたら。これまたとてもじゃないが解約できない。さらに「あっ！パンティーが食い込んじゃった！あーんお仕事中なのに、変な気持ちになっちゃうよぅー！」とか言われたら…。まいったなまいったな。 まあそんなこと考えててもしょうがない。考えてみれば別にどちらが上ってこともない契約の関係。毅然とした態度で契約解除を通達すればいいのだ。恐れる事は無い。いざとなったら警察だ。 そんなことを考えつつ、とりあえず電話してみました。出てきたのはハキハキした爽やか青年声。 「はい、●●不動産です」 「は、はのっ！はの！そ、そそそ、そちらでお借りしている、あ、アピャート！で、出て行きたいんでfふる！」 「は？あ、契約解除ですか？」 「そ、そそそそれ！そうです！」 「かしこまりました。それでは、更新時にお渡ししてある契約解除の書類に記入の上、郵送かFAXでお送りください。書類を紛失された場合は、当社のホームページにpdfがありますので、そちらをご利用ください。受領してから、一ヵ月以上で退去可能です」 「は、はわ、はい」 「それではよろしくお願いします。失礼します」カチャ めっちゃあっさりー！ なんか、脅されるってのは冗談だとしても、退去の理由を聞かれたり、それについて、例えば「家賃が高い」だったら家主に値下げを交渉するだのの検討をしてみるとかあるのかと思っていたんですけど、すげー事務的なんすね。警察とか出番なしだ。 むしろ、あまりにちゃんとした対応なので、「もういっそこのまま引っ越さずに…」などの考えが頭をよぎりましたが、慌ててかき消しました。 まーとりあえず、退去一ヵ月前に通達すれば良いということが分かった。これで 9月いっぱいで、新居を探す ↓ 10月頭から新居契約。同時に、現在のアパートに退去通告 ↓ 10月中に家具を移動 ↓ 11月頭に、現在のアパート退去完了 というスケジュールがイメージできるようになりました。10月の間は2カ所同時に借りることになるけど、まあ実際のところ引越し作業を考えると1ヵ月はしょうがないでしょう。よーし次は物件探しだ！ 思えば16年前はネットを使えず、ほとんど飛び込みで適当な不動産屋に入ってしまいましたが、今回は違います。ネットの力で優良物件を探してやるぜ！ などと意気込みつつ、とりあえず「秋葉原 アパート ワンルーム メイド エッチ ハプニング 顔面騎乗」で検索しているのですが。 今のところ、これという情報が見当たりません。おかしいな。 というか、不動産情報すら出てきません 9月7日 オタク引越し日記：1 引っ越します！ いや、こないだの「ウソッ…！私の家賃、高すぎ？」がキッカケってわけでもないんですけど。引越しをする事にしました。時期としては年内が目安。 いま住んでいるワンルームのアパートは、上京してからずっと住み続けているので、実に16年以上経過している事になります。今までに引越しを考えた事はもちろんあるんですけど、なんだかんだで踏ん切りがつかなくて。 しかし、さすがに飽きてきた。ていうか飽きて10年以上経過した。そもそも今使っている駅周りはスーパーやファミレスばっかりで、独身男性が住むのに便利なラーメン屋や飲み屋などの無い作り。まー飲み屋に行くような暮らしもしてないんで、そこらへんはいいんですけど。不動産にも「何も無いとこですよ」って言われたくらいです。 16年前、そんなアパートに決めた理由は、「アパートから歩いて3分のところに銭湯がある」ことでした。ワンルームでユニットバスは付いてるんですけど、当時ちょっと銭湯に凝ってまして。基本的に家ではアニメ見て寝るだけだろうし、密かな楽しみとしての銭湯はいいなーと思って。 で、僕が引っ越して半年で、その銭湯が潰れまして。 この地点で、すでに僕がそのアパートに執着する理由は何一つ無くなりました。まーそれでも入居して半年で出て行くってのも…なんて考えていたのが、気がついたら16年ですよ。恐ろしい。なので、実際には「ようやく引越し」くらいのイメージです。 で、今回の引越しはテーマを設けました。 「アキバから徒歩圏内」です。 秋葉原といえばいわゆるオタクの聖地。しかし「住むには適してない場所」ってイメージがあります。が、電気街から10分も歩けば、意外と物件があるんですな。具体的にはワンルームで7万円から。いま住んでいる練馬のアパート（駅から徒歩8分）が管理費等込みで65000円なので、7万ならまー許容範囲です。よーしいっちょ挑戦してみっかー！ というわけで、今後ちょくちょく引越しに関しての日記を、備忘録も兼ねて書いていこうと思います。同時進行なので、先がどうなるかは不明。最悪「やっぱアキバ無理でしたー！」てのもありますが、まあそれはそれで。僕同様に「アキバの近くに住んでみたいけど、実際どうなん？」て人の参考になれば。 ちなみに現地点では「大手賃貸会社のサイトで、秋葉原近辺のアパートを検索する」程度しかしてません。むしろ参考にできる情報などがあったら教えて欲しいくらいです。前述の通り引越しが16年ぶり、アパートからアパートの引越しは初なので、何をどうしていいかも分からない状況。当時はネットで調べるなんてこともしてなかったからなー。 あと、「41歳で引越し？ひょっとして…結婚を見据えて…？」という想像に行く向きもあるでしょうが、探しているのが「ワンルーム」という地点でね。 まあ察しろ |