明後日もその次もカレー






10月15日


残業

「おーいゴトウ、月曜日の打ち合わせやるぞ!」

金曜日の深夜1時からですか?




10月13日


以外

深夜アニメで「セラフィムコール」という番組があります。この番組、毎回一人の少女を主人公に立てて一話完結のオムニバス形式の話を見せていくというものらしいです。そうです、ちょっと前にやっていた「センチメンタルジャーニー」みたいなもんです。あ、知りませんか。簡単に言うとアニメマニアさん達が見るようなアニメです。当然僕も見させてもらいます。

それで、今回の話は中学2年生のロリ少女が主役なんです。彼女は14歳でありながら部屋の中はぬいぐるみだらけ。しかも毎朝ぬいぐるみ達に「おはよう!」「ごきげんいかが?」などと話し掛けるかなりイってる女の子です。
今回の仕掛けとして、この番組を見ている視聴者は実は彼女の持っているぬいぐるみの一つである。 という設定になっているのです。画面は全て「マーガリン」と名付けられたそのぬいぐるみの見ている画面です。固定カメラで部屋を捉えてその中での少女の生活を見守るという感じです。 部屋の中で彼女は視聴者の分身である「マーガリン」に話し掛けてきたり、友達とケンカしてしまったりします。たいした事件が起こるでもなく、淡々と少女の生活を描いて話は進んでいきます。正直面白くも何ともないんですが、なんだか少女の生活を覗き見しているようで何となくドキドキします。

大体メインであるエピソードであるところの「友達とケンカして仲直り」が終わりました。 まあこんなもんかと思っていると、最後の3分でえらいどんでん返しの展開があったのです。

その展開なんですが、いきなり彼女の部屋に警官らしき人間がセンサーのような物を持って入って来ます。その男は
「いやー、パトロールしていたら偶然電波探知機に引っ掛かりましてね。最近多いんですよ。何て言うんですか?ストーカーとかいうやつが。」
などと話しながらセンサーでぬいぐるみを一つ一つ調べて行きます。そして画面にアップでその男の顔が出た時に、センサーから大きな音が。
「これだな。」
男はそう話すとこちらに向かって手を伸ばしてきます。しばらくして両手に何だかの機械を持った男が
「こらっ!覗いてるんじゃないぞ!!覚悟するんだな!」
と叫びつつ機械を壊しました。その途端画面は砂嵐になりました。

そうです。この話はぬいぐるみにカメラを仕込んで女の子の生活を覗き見る変態の視点に立った話だったんです。ドキドキするのも当然です。

ちなみにエンディングのラストシーンは警察に捕まり手錠をはめて連行されていく男の姿でした。

何だこの話




10月12日


汝の正体見たりっ!

9月29日の日記で「好き嫌い」について書きました。その中で『カレーに入っている一見花のつぼみのようで緑色をしていて、噛むと何と言っていいか判らないんですけど強烈な香りが口の中一杯に広がるアレ』と表現しているアレの正体が判りました。

「バナナワニ園」に昨日行ってきたんですがそこのバナナ園の一角にスパイスコーナーというものがあったんです。「カレーに使う香辛料コーナー」みたいな感じでいろいろと紹介されていたんですが、その中にありました。「ビャクダン(白檀)」というものだそうです。

とりあえずモノの名前は判りました。家に帰って辞典で調べてみます。 以下は講談社の「日本語大辞典」からの引用です。


びゃく-だん(白檀)1:熱帯地方に分布するビャクダン科の常緑高木。高さ約10m。葉は長楕円形で対生。花は内側が赤色、外側が黄色。材は香気があり、細工物に利用。香料。sandalwood 2:センダンの異名。

となっていました。え?センダン?センダンっていうと「センダンは双葉より芳し」のあのセンダン?調べてみましょう。

せん-だん(栴檀)1:センダン科の落葉高木。暖地にはえるが、栽培もする。葉は羽状複葉。初夏に、淡紫色の五弁花を多数つける。果実は楕円形で黄熟。樹皮は虫くだし、果実は鎮痛・整腸に用いられる。オウチ。 2:ビャクダンの異名。


よく判らないんですが何だか全然別物のようでもあり同じようでもあり、益々判らなくなってしまいました。ちなみに「オウチ」とはセンダンの古名だそうです。このままではデートの時に「嫌いな物何かあるの?」と聞かれて「うん、ちょっとビャクダンが食べれないんだ。」と答えるべきなのか「あー、センダンだけは好きになれないんだよ。」と答えるべきなのか判りません。
そこで会社にある小学館の日本大百科全書で調べてみました。


センダン〔栴檀〕学:Melia azedarach L. センダン科の落葉高木。高さ約六〜八m、幹は太く、枝が広く四方に分かれ、枝先近くに奇数羽状複葉をやや密に互生する。小葉はさらに五〜七枚の奇数羽状複葉となり、最終小葉は鈍い鋸歯があり、卵状楕円形で先は鋭くとがり、基部は鈍くとがる。五〜六月、枝先に大形の複集散花序をつけ、小型の淡紫色花を密生する。まれに白色花のものもある。花弁、蕚片ともに五枚で雄しべは十本、花糸は合着して筒状となり、筒の縁に葯をつける。子房は五室、各室に二個の胚珠がある。核果は楕円形、長さ一・七cm、滑らかで黄色、落葉後も長く樹上に残る。海近くの林内に生え、本州の西部から沖縄、および中国大陸、ヒマラヤ地方に分布する。庭木としてよく植えられる。また、材を建材、家具材、楽器材にもする。漢方薬で樹皮を苦楝皮、果実を皮楝子とよび、駆虫剤、鎮痛剤などに用いる。果実が大きく、長さ二・五cmにもなる変種をトウセンダンといい、栽培もされる。 センダンの名の由来は不明である。古くはアフチ(楝)といって花を観賞し、古典文学上にしばしば載せられている。「栴檀は双葉より芳し」といわれて香木とするセンダンは、ビャクダン科のビャクダンのことであり、本種とは違う。 <古澤潔夫>

ビャクダン〔白檀〕学:Santalum album L. ビャクダン科の常緑高木。幹は直立して高さ約10m、多く分枝して丸い樹冠になる。樹皮は赤褐色。半寄生植物、実生すると初めは独立して生育するが、のちに吸盤で奇主の根に寄生するようになる。葉は対生し、長卵形または披針状楕円形で長さ五〜八cm、先はとがり、全緑である。円錐状の集散花序を頂生し、鐘形で長さ四〜五mmの花を開く。花被片は四枚、初め黄緑色で、のち紫褐色になる。花序の軸との間に関節があり、落下しやすい。果実は球形の核果で径約一cm、多肉質で紫黒色に熟し、中に白色の種子がある。インドおよび南太平洋地域に分布し、インドのマイソールおよびマドラス地方では良品を産し、現在は各地に造林されている。
四十〜五十年生の木を伐倒し、根を掘り出し、幹と主根の皮をはいで辺材と心材に分ける。辺材は白色で香気がないが、心材は黄色または赤褐色で芳香があり、質は緻密で固く、柔らかい光沢がある。彫刻用材や工芸品、器具材、扇子、線香、薫煙材などに用いる。根の材は、とくに香りが強いので珍重される。心材からとれる精油の白檀油はセスキテルペンアルコールが主成分で淡黄色、現在はせっけんや化粧品の賦香に用いられる。 栽培は肥沃土が最適で、砂礫土質でもやや劣るが生育する。 <小林義雄>
[文化史]
インドでは紀元前から仏教やヒンドゥー教の寺院の建造物、仏像、彫刻、火葬の薪、香木とされ、またペースト状にすりつぶして下痢や皮膚病の薬に使われた。その香りは仏典では菩薩の菩提心の如し(『華厳径』)とされ、釈迦は臨終の際、弟子の阿難にビャクダンの棺に納め、ビャクダンなどの香木を薪にせよと命じた(『中阿含径』)。中国には仏教とともに知られ、インドなどから輸入され、沈香に次ぐ香木であった。日本でも仏像で香木として珍重された。法隆寺宝物館の香木には古代ペルシアのパフラビー文字が刻まれ、ソグド文字の焼き印が押されてあり、七〜八世紀の東西交渉を物語る。『源氏物語』に白檀の仏像の描写があり、法隆寺の九面観音像、和歌山金剛峯寺の枕本尊はビャクダンに彫られている。「栴檀は双葉より芳し」の諺はセンダン科のセンダンをさすのではなく、ビャクダンであり、ビャクダンの中国名の一つ栴檀に基づく。栴檀はサンスクリット語のチャンダナchandanaに由来する。ただし、ビャクダンの双葉には香気がない。諺は、仏教の『観仏三昧径』の「栴檀、伊蘭草(ヒマ)中に生じ、まだ双葉にならぬうちは発香せず…わずかに木とならんと欲し香気まさに盛んなり」が誤って伝えられたためと考えられる。<湯浅浩史>



とありました。まさか古代ペルシアのパフラビー文字やサンスクリット語のチャンダナまで出てくるとは思いませんでした。
つまり今後デートで女の子に「ねぇ、今晩料理作ってあげる!何か嫌いな物ある?」と聞かれたら

「うん、「栴檀は双葉より芳し」って言うじゃない、あれで言っているセンダンが苦手なんだ。あ、でもヒマラヤ地方で採れるセンダンじゃなくてヒンドゥー教の火葬の時に薪に使う本当はビャクダンっていう名前の木になる実の方ね。」

と答えれば良いわけです。楽しいデートになりそうです。

皆さんちゃんと読みましょう。

この問題について「もりた検索」(現在休止中?)に投稿して下さったまき女王様に感謝します。




10月11日


渋滞9時間

旅行に行っていたんです。道は混んでいて大変でしたが天気は快晴で気持ち良かったです。

土曜日の早朝から家を出て、友人の車に乗せてもらい一路伊豆へ。久しぶりに見る海はどこまでも青く、空には雲一つありません。風は涼しくて防波堤のテトラポットに寝転がっているとたまらなく気持ち良いです。久々に出会った同級生達は皆変わりなく、しかし確実に社会人の顔つきになっていました。

近所のスーパーの魚屋で金目鯛を一匹買い刺身にしてもらいます。残ったアラは味噌汁にしました。大浴場で汗を流し、ビールも冷え冷えです。さあ、乾杯しましょう。おっと、その前に決めておかないといけないことが一つ。

「6時半からは『カードキャプターさくら』見るからな」

「ええっ?俺は『モグモグコンボ』がいいなあ」

「おいおい、『ズッコケ三人組』はやってないのか?」

以上、旅行レポートでした。




10月8日


連休

明日から2泊3日で旅行に行ってきます。学生の頃の友人が6、7人集まります。 皆で酒を飲んで鍋を食べてダラダラと朝寝をして渋滞に巻き込まれます。

てなわけで日記はお休みです。




10月7日


必勝法

「秘密スナック」というものを御存じでしょうか。ローソンに行ってみて下さい。白いパッケージにデカデカと「秘密」と書いてあるスナック菓子があるはずです。ヒロスエ主演の映画「秘密」のタイアップ菓子です。今でなければ食べれません。まあ中身は「PIC-UP」なんですけど。

それでですね、プレゼントキャンペーンをやっているんですよ。「秘密Baby-G」と「秘密トレーディングカード」がプレゼントされています。

「秘密Baby-G」は菓子のパッケージのバーコード6枚一口、「秘密トレーディングカード」は1枚一口で応募できます。僕は腕時計をしませんし、こんな菓子を6袋も食べたらガンになりそうなので「秘密トレーディングカード」に応募することにしました。

何故こんなことをいちいち書くかというと、ひょっとしてこの日記を読んでいる人の中に、この懸賞の当選者を決める係の人がいるかもしれないじゃないですか!僕はこういうハガキで応募しました。



もし抽選の時にこのハガキを見つけたらほら、なんて言うのかな、いや不正はいけませんよ!まあでもほら、1000人に当たるわけですしねえ。一人くらい…いやいや、えこひいきや馴れ合いはいけませんよ。でも、でも何かの拍子に「当選」の箱の中にハガキが一枚こうひょいっと入ってしまうということが…いや!わざとはいけませんよ!ダメですよ!でもたまたまというか偶然というか、ねえ、そういうこともあるかなあぁぁぁと思って…

ねえ?




10月5日


実は

昨日から撮影始まりました。早起きしてまーす!

あら?何だかカツミさん妙に明るいわね…うわっ!酔ってる!これはあれね、遅くにへろへろになって帰ってきてビールを飲んだらあっという間に酔っちゃったっていうやつね。今日もお仕事大変だったのね。そうなんだ、明日までの3日間スタジオばっかりなんだ。カメラマンに指示を出したり大道具さんにセットの説明をしたりで疲れてるのね。あと一日じゃない!がんばって!ほらほら、もう今日は早く寝ちゃった方がいいわよ、体を休めて明日も早いんだし…。え?ラジオつけるの?今日は「爆笑問題カウボーイ」の日?でもその番組3時までやってるのよ。朝6時半起きなんでしょ?3時間半しか寝れないじゃない!てゆーかカツミさん昨日も伊集院光のラジオ3時まで聞いてたでしょ!基本的に寝不足じゃない!ちょっと止めなさいよ「スーパー写真塾」なんか読むの!この上消耗してどうするのよ!え?ノルマ?つまんないもん決めてんじゃないわよ!え?スタジオで一番辛いのはラジオが聞けないこと?そんなこと聞いちゃいないわよ!

「えのきどいちろう意気揚々」聞きたいよう。




10月4日


昨日のお話

東京なんたらでやっていた「いのまたむつみ原画展」を見に行きました。いのまたむつみといえば「幻夢戦記レダ」のキャラデザの人です。ここまで読んで単語が一個も判らない人は申し訳ないです。雰囲気だけ味わって下されば幸いです。

まあつまりは15年くらい前に一斉を風靡したアニメ用イラストレーターさんです。美樹本晴彦みたいなもんです。今回初の版画になるということで個展を開くことになったということです。

けっこう混んでました。中学生の頃陽子のセーラー服が破けるシーンでコマ送りを繰り返したであろう同士が一杯います。つまりトモダチイッパイです。

僕が中学生の頃友達に泣きついて売ってもらった陽子のポスターの原画もありました。なんだかまた泣けてきました。頭の中では陽子とヨニが動き回ってます。でも陽子派です。ゼルは別にどうでもいいです。レダの鎧好きでした。レダの翼への変型シーンも何度も見ました。なんだか中学生に戻ったようです。あの頃僕はラムちゃんのいやらしい同人誌を手に入れる為に必死でした。その点今では僕も成長したので何の苦労も無く変態同人誌を手に入れれます。

しかし全体スペースの途中から半分近くが版画を売り付けるための接客スペースになっています。なんだかコジャレた格好をした人達が10万円する版画を売り付けようと必死です。理由もなくムカつきます。こいつらやたらと版画薦めてくるけど本当にいのまたむつみの絵好きなのかよ!「プラレス三四郎」のムック持ってんのかよ!「GBボンバー」読んだのかよ!!「風とブーケのセレナーデ」歌えるのかよ!!

すれ違ったー瞳にー後できーづくよーにー




10月3日


チゲ鍋美味しかったです。

近所の新しくPCショップがオープンしました。郊外型のお店でやたらと駐車場が広く店のディスプレイも倉庫とまではいいませんがまあそういう店です。
でですね、オープンしたてなので混んでるんですよ。近所の家族連れやカップルが来ています。全体的にどこにも人がいるんですがある一角だけ人がいません。そうです。エロゲームのコーナーです。

何しろ普通のワープロソフトやポストペットのコーナーに並んでアニメ絵の女の子が裸にされて泣いているような絵柄のパッケージが並んでいるのでどうにも皆さん近付き辛いようです。

するととあるカップルらしき20歳程度の男と女がそこらへんを通りかかりました。最初女の子は珍しいモノを見ているという感じでしたが、数本を手に取ってよく見るに当たって「うわ…最低…」と呟いています。
しかし男の方は「同級生」を手に取って「俺これやったことあるよ」と何故か自慢げ。彼女は引きまくりです。いけませんよ、そんなこと女の子に話しちゃあ。そんなんじゃあモテないよ!モテないよ!!ちくしょう!モテないよおぉぉぉおお!!

僕はくるみちゃんが好きかなあ




10月2日


CDを聞かない

音楽が嫌いという訳ではないんです。しかしCDというものがどうしても聞けません。一応ミニコンポっぽいものは持っているんですがAMラジオにしか使ってません。

というのは、CDっていうのは「次に何がかかるのか判ってしまう」のがつまんなくて嫌なんです。ランダムにしても結局次に来るのはそのCDの中の曲なわけで、そういう意味で意外性というものがありません。
その点ラジオは次に何が来るか全く読めません。特にAMは何の脈絡もなくピンクレディーがかかったり演歌がかかったりで実に楽しいです。たとえ今がつまらなくても次の瞬間に面白くなるかもしれません。こういう「次に何か起きるかもしれない」というのが好きなんです。

今日近所のスーパーに行ったら安売りをしてました。今晩用の焼そばのメンと肉を買いました。それからアジの開きと一人用のチゲ鍋セットも買いました。これらは明日用です。朝食はご飯とアジの開き。夕食はチゲ鍋にしようということです。つまり僕の明日の一日の食事はもう決まってしまっているんです。

あーつまんない。




10月1日


テレビコマーシャル

シャンプーだか何かのコマーシャルで

女の子が男に
「お前のこと妹みたいにしか見れないんだよ。」
とかいった感じのことを言われて
「もう可愛いは卒業する。」
という意味でそのシャンプーを使って大人っぽくなる--

という内容のモノがあるんですが、僕が思うにこの男は「妹」というキーワードに勃起するタイプの男だったんじゃあないでしょうか。

「きゃっ!お、お兄ちゃん何?ダ、ダメよお兄ちゃん!だって、だってあたし達兄妹じゃない!お願い、手を放して!きゃああ!嫌っ!そんな汚いトコ舐めちゃダメ!だって、一緒にお風呂入っていたのなんてずっと昔のことじゃない!いやいや恥ずかしいよ!ね、お願い!落ち着いて!これ以上は絶対にダメよ!お母さんにバレちゃったらどうするの!あぁっダメっ!許して!あぁっ、ダメェっ!!バカーッ!バカバカバカっ!お兄ちゃんのバカぁぁぁあぁっ!!!」

…っていうプレイをさせてくれ!!っていうことなんじゃあないでしょうか!ないでしょうか!!

させてくれっ!





感想、ツッコミお願いします