明後日もその次もカレー






6月30日


ニーハオ!シェイシェイ!!

今日も忙しかったです。ついでに明日も早出です。

「よう、お疲れのようだな。」

悪克己!久しぶりだなあ!よりによってこんな疲れている時に・・・

「まあそんなことを言うな。日記で『疲れた』なんて泣き言は言わないんだろ?」

そ、そりゃあそうだけど・・・

「あれか?『僕はこんなに立派に働いてまーす!立派な社会人でーす!アニメ好きだけどヲタクじゃないんでーす!!』って言いたいのか?へっ!単に仕事が遅いだけだろ!」

別にそんなことは言ってないだろ!実際スケジュールきついんだよ!

「ふん!どうだかね!・・・まあいい、今日はそんな風に疲れてるお前にいい物を持ってきてやったんだ。」

え?

「栄養満点だ。コホン・・」

わ、悪克己、お前本当はいい奴だったんだな・・・!!

「ふ、ふん!お前に元気になってもらわないとココもつまらないからな。」

ふふっ、こいつめ!!そうだな!元気ださなくちゃな!!

「そういうことだ!さあこれを食べな!真っ黒だ!!

・・ピータンですか・・。

「これを豆腐の上に乗せて、ネギをちらして。ピータン豆腐ができちゃった!」

・・・付け合わせはカクテキですか・・

「さあどんどん食べろ!旨いだろ!!これで明日から元気満点だ!!」

なんだか昨日と同じです。




6月29日


ニーハオ!シェイシェイ!!

給料こそ出たものの、基本的に貧乏なのは変わる訳もありません。今日も豆腐を食います。

「かつみさん、そんなことじゃ痩せちゃうわ!」

はづきちゃん!

「かつみさんは良くやってると思う!お願い!もっと栄養のあるものを食べて!かつみさんが窶れていく姿なんか見たくないの!!」

いや、それが全然痩せないんだ・・・いいかげん貧乏暮らしが1ヶ月以上続いてるんだから少しくらい痩せてもいいようなものなのに・・

「油断しちゃ駄目!いきなり痩せちゃうかもしれないわ!お願い!今日はわたし卵を持ってきたの!これを食べて栄養をつけて!」

・・・

「さあ、わたしが剥いてあげる。ほら、美味しそう!真っ黒!!

・・それピータンでしょ。

「これを豆腐の上に乗せて、ネギをちらして。ピータン豆腐ができちゃった!」

・・・付け合わせはカクテキですか・・

「美味しい韓国料理を召し上がれ!はいどーぞっ!!」

・・いただきます。

「うふふっ!どう?美味しい?」

なんだか普段と大差ないです。




6月28日


レスラーセブン第6話「バルタソ星人の復讐」

(両手でVサインを作りつつくぐもった声で)「フォッフォッフォッフォッ・・・」

またバルタソ星人か!

「レス・ライティング!!」

シュゥォォォォオオォォオオオオオン!!!!!

「フォッフォッフォッ・・コンドコソコノホシハワレワレノモノダ・・・」

「懲りない奴だな。レス・ラー・ビーム!!」ビビビビビビビビ・・・

(両手を合わせて胸の前に持って行き、ビームが当たる寸前に手を開き)ビビビビビビビビ・・・ガガガガガガ!!!!!「フォッフォッフォッフォッ」

「な、何っ!!レスラービームが跳ね返された!!」

(両手でVサインを作りつつくぐもった声で)「フォッフォッフォッフォッ、サア、ドウスルセブン!ワレワレノカチノヨウダナ」

「え?し、しかし・・・」

(アレは・・・なぁ・・・)

「フォッフォッフォッフォッイクゾ!!トドメダ!!!」バッ!

(・・・飛んできたぞ・・・)

「レス・ラー・光輪!!」キーン!!ザクッ!!!(頭から真っ二つになるバルタソ星人)

「レス・ラー・ビーム!!」ビビビビビビビビ・・・ドドーン!!

(いくらレスラービーム反射板をつけてもなあ・・・)

「胸だけじゃあダメだよなあ・・・」

次回予告「さらばレスラーセブン」レス・ラー・ビーム!




6月27日


「加速装置」の掲示板も繋がりませんでした。

昨日は掲示板の調子が悪くて繋がらなかったようです。大変御迷惑おかけしました。 しかしメールの方は使えています。

「かつみさん、昨日は掲示板が見れなくって寂しかったです。あのね、今あたしの通ってる中学校の女子の間で一流ホームページが大人気なんですよ!もうみんな毎朝「昨日のイチホー見た?」っていうのが挨拶がわりってかんじ!うっかり見逃した子なんてその日一日はみんなからハブにされちゃうんですよ。ちなみにイチホーを見る時は、セーラー服かぶるまあを履いて見るっていうのが正しい見方というふうに決まってま〜す!ちょっとHなお話の時なんか、そのまま一人Hしちゃう過激な子もいたりするんですよ!
ただね、かつみさんは皆のアイドルだから、抜け駆け禁止になってるんです。掲示板なんかに書き込んだりしたりメールを送ったりしたことがバレると、生徒会の「イチホーGメン」がやってきて粛正されちゃうんです。だからみんな掲示板に書き込みたくてもできないんです。このメールも送ったことがバレたら大変なことになってしまいます。地下の粛正室に連れて行かれて、色々な機具で攻められちゃうんです。はっはっ恥ずかしい機具でお仕置きされちゃうんです。「お仕置き倶楽部」です。くすぐり攻めや逆さ張りつけされちゃうんです。辛いけれどかつみさんのことを思っていると、辛いのが段々気持ちよくなってきちゃうんです・・・か、かつみさんに攻められている自分を想像して思わず声を出しちゃうんです!もっと、もっと強く!激しくしてください!愛してます!かつみさん愛してますぅぅぅぅううぅぅ!!!


ちなみにこちらはフジータ氏からのマジメール
「掲示板に行けないぞ!何故だ?
接続されていないか、大変混雑している。なんてメッセージが出たけど
混雑しているわけないしなぁ・・・

テメエ殺す。

カウボーイビバップが何巻でてるか?知らんわ!!ちなみに僕はまだ2巻までしか見てないです。地上波では全話見ました。「フレー、フレー、ア・タ・シ!!」大好きです。大好きです。大好きです。





6月26日


今日はデートでした。

お相手はエディです。学生の頃からのお付き合いです。モテない男同士のデートです。最悪です。

デートスポットは新宿です。ゲームセンターで待ち合わせをする28と26の男同士です。僕は20分遅刻。エディは30分遅刻でした。いつもどうりです。

しかしやることが何もないんです。本気で困りました。しょうがないのでサウナに行きました。なんだか薄暗いビルの中です。なんか怪しいです。あ、ちなみに風俗とかではないです。気持ち良く無くて怪しいだけです。2時間1000円を払いドアを空けました。するとそこはタトゥーというよりはもんもんの園。背中全面、両肩、片腕、等々に華やかな模様のあるナイスミドルというよりは目つきの悪いオジさま達がいっぱい。隣に座るのさえ恐かったです。

後は辛い韓国料理を食べてお洒落なバーで一杯飲んで帰りました。

今度は女性と行きたいです。サウナ以外。




6月25日


グスングスン。

やはりラフ出しは間に合いませんでした。上司や先輩にミッチリお説教を頂きました。反省してます。グスン。

反省!!!
私ゴトウは本日仕事上重大なミスを犯しました。よって今から反省をしたいと思います。
罰として苦い苦いお酒を飲みます。シュワ〜

ゴキュゴキュ、ぷはぁ〜。に、苦いなあ。
ゴキュゴキュ。つらいなあ。
ゴキュゴキュ。苦いなあ。

罰として辛い辛い漬け物を食べます。パクパク。辛いなあ。

ゴキュゴキュ。苦いなあ、
パクパク。辛いなあ。
ゴキュゴキュ。 つらいなあ、
パクパク。痛いなあ。
ゴキュゴキュ。ぷはぁ〜。

おかわり!!

寄り道:今日本屋に行きました。久しぶりです。そこで「マジック・ザ・ギャザリング」というトレーディングカードゲームの雑誌を立ち読みしました。あ、別にMTGやってる訳じゃ無いです。ただ三国志版が出たらしいのでちょっと見てみたくて。五虎将軍やらその他の武将の数値気になりますから。
驚きました。張飛が4/4です。呂布が4/3です。え?張飛の方が強いの?公明が「場に出てると味方が全員+1/+1」その程度?なんて見てて一番驚いたのが周瑜です。「相手の場に島がある時のみ攻撃に参加できる」とはいえ、なんと8/8です。関羽も呂布も張飛もかなわないんです。しかしそれにも増して驚いたのが「周瑜がブサイク」っていうことです。かなりやる気無くしました。





6月24日


昨日は仕事の打ち上げだったのでした。

肉を食ってボウリングをやってビリヤードをやって嫌いなタクシーで帰ってきました。その地点で深夜4時だったので日記も書かずに寝てしまった訳です。

さてここでクイズで〜す!その翌日である今日、残業を終えて家に帰ってきた今現在、やはり時間は深夜4時です。いったい今日は何故帰りがこんな時間になってしまったのでしょ〜か?

A:明日11時にラフ出しする仕事のデザインを完璧な物にする為に時間を忘れて没頭してしまったから。

B:明日11時にラフ出しする仕事のデザインをほっぽって、ラジオでナインティナインのオールナイトニッポンを聞きながら会社のMACでさんざんインターネットを見た挙げ句に、会社の電話で友達の家に電話をしまくった後で深夜1時15分からのアニメ「ベターマン」を会社のテレビで見て「やっぱし木村さんのデザインする女の子最高だよなー」と感慨にふけっていたから。 明日もまた早出かよ。

わかった人はメール送ってね!




6月22日


僕達は一人じゃあないんだ。

皆さんこんばんは。仕事も遅くなって家に帰ってきてインターネットを立ち上げてメールチェックをしますよね。そこで「メールはありません」と出ます。その次は自分のページを立ち上げます。掲示板チェックです。一番上に数日前の自分のレスがあります。

寂しくて寂しくて死にたくなってきます。笑い事ではありません。このせいでこの1年間の自殺者は何と3万人以上。交通事故による死亡者の約3倍になるのです。本当です。

その点僕は恵まれています。今日も2通のメールが届いています。

「ようカツミ!元気してるか?相変わらず日記続けてるようだな。面白いぞ!ガンバレ!今度の週末あたり久しぶりに飲みに行かないか?忙しいみたいだがスケジュール空いたら連絡くれ。じゃあな!」

幼馴染みからのメールです。そういえばしばらく会ってません。

「はじめまして。ページを見させてもらいました。個人的にストライクです。ブックマーク登録しましたのでもっともっと爆発してください。」

うれしいメールです。個人的にこじんまりとやっているこんなページに来てもらった上に感想まで頂けるなんて!ページ始めて良かったと思う瞬間です。

・・・ちなみに両方とも本当の差出人は自分です。会社のMACから自分宛に出したメールです。

今から返事を書きます。自分に。




6月21日


レスラーセブン第5話「かつみ対セブンの対決」

「ゴトウさん、初めまして!日記を読ませてもらいました。実に面白いです、これからも頑張って下さい!」

うるせえよ馬鹿野郎!言いたいことも無いのに書き込みなんてしてんじゃあねえよ!

「思わず笑ってしまいました。ゴトウさんも相当のマニアですね(笑)」

(笑)は止めろって言ってんだろ!言っておくが俺はマニアのふりをしているだけなんだ!このクソマニアが!

「面白いですね。ブックマークさせてもらいました。ちなみに女です。」

わかってんだぞこのネカマが!俺が浮かれて喜ぶ姿を見て笑おうというんだろ!

(両目の端を引っ張り上げつり目状態を作りさらに足の指先を上に向け『足が尖っている』感を出して)「フフフフフフ・・・」

「何なんだ!せっかく書き込みをしたのにこんな酷いレスを書くなんて!」

「まったくだ!もう2度と書き込みなんてするものか!」

「レス・ライティング!!」

シュゥォォォォオオォォオオオオオン!!!!!

「レスラーセブン!お前がこんなにひどい奴とは思わなかったぞ!」

「お前こそレスの敵だ!宇宙に帰ってしまえ!」

「何だ?どういうことだ?」

(両目の端を引っ張り上げつり目状態を作りさらに足の指先を上に向け『足が尖っている』感を出して)「フフフフフフ・・・」

「レスラーセブンが二人?」

「どういうことなんだ?」

(おい!どっちが本物かなんて一目で判るだろ!)

「どっちが本物なんだ?」

「まったく区別がつかない!」

(くそっ!やっぱし判らないのか!!)

「この偽物め!何をするつもりだ!!」

「フフフ・・アノレスヲカイタノハワタシダ。レスラーセブン、オマエノフリヲシテナ!!」

「何だと!この卑怯者め!!」

「ワレワレハニンゲンドウシノシンライシアウココロニチョウセンシニキタノダ。」

「えーい!かまわん!!一気にケリをつけてやる!!レス・ラー・・・」

(両目の端を引っ張り上げつり目状態を作りさらに足の指先を上に向け『足が尖っている』感を出して)「オイ、ドウヤラネカマジャナクテホントウニオンナノコカラノカキコミダッタヨウダゾ」

「え?」

(えっ?)

「オンナノコカラノカキコミダゾ!オンナノコダゾ!!」

「やった!!バンザーイ!!戦いなんてしてる場合じゃない!!速攻レスだ!!!」

(俺にキーボードをかせっ!俺が書く!!)

「この野郎、ふざけんな!!俺が書くんだよ!!」

「フフフフフフ・・・ウマクイッタゾ・・オマエラノシンライシアウココロヲコワシテシマエバモハヤワレワレノテキデハナイ・・・」

(俺にまかせろ!『初めまして!書き込みありがとう!!プリクラ送ってね!』)

「そんな面倒なことやってんじゃない!『今週末会いましょう!お台場でデートしましょう!』だ!」

(おぉ!いいなそれ!!『ビッグサイト前で待ってます。僕は胸に赤いバラを刺して下半身パンツ一丁で待ってます。』)

「『貴女はぶるまあを履いてきて下さい!靴下は白にして下さい!』」

(いいねー!!さすが分ってんじゃん!)

「当然基本だろ!ほらほら!さらに書くぞ!!」

「ア、アノ・・・」

(『待ち合わせの前にそこら辺を一走りして汗をかいておいて下さい』)

「『ぶらじゃあは外しておいて下さい!乳首も立てておいて下さい!!』」

「ヲイ!イイカゲンニシロ!!」

(五月蝿いこの野郎!邪魔するな!!)

「『ばっちり濡らしておいて下さい。こちらは年中準備OKです』」

「チョウシニノルナ!カキコンデクダサッタヒトニタイシテシツレイダゾ!!」

(黙れ!書き込んだ以上はもう俺の女だ!)

「あっちいってろ!レス・ラー・ビーム!!」ビビビビビビビビ・・・ドドーン!!

(『ぶるまあの次はメイドさんの格好をして下さい。衣装は用意しておきます。』)

「『その次は綾波レイのコスプレをして下さい。衣装は用意しておきます。』」

次回予告「バルタソ星人の復讐」レス・ラー・ビーム!




6月20日


家の中でお絵描き

してました。ページの新しいTOP用です。近日中に表紙が新しくなるはずです。

うーん、しかしイラストなんて久しぶりだ。なかなか上手く描けないなあ。

「かつみさん。」

あぁはづきちゃんいらっしゃい。待ってたよ。

「何か用ですか?」

うん、じつははづきちゃんに絵のモデルになって欲しいんだよ。

「え・・・?」

お願いだよ、綺麗に描くから。

「で、でもあたしなんか・・・」

何言ってるんだ。ぼくははづきちゃんが描きたいんだよ、はづきちゃんじゃなきゃ駄目なんだよ!!

「でも恥ずかしい・・・」

大丈夫だよ。はづきちゃんはただじっとしているだけでいいんだよ。もちろん服も着たままで描くよ。

「じっとしているだけでいいんですか?本当に?」

やってくれるね。はづきちゃん。

「かつみさんのお役にたてるなら・・」

ありがとう!!それじゃあここに立ってくれるかい?

「え?ここですか?階段の一番上ですか?」

うん、いい感じだ!やる気がどんどん出てきたよ!!それじゃあ僕は階段の一番下から描くから!! うん、よく見える、じゃなくて良い構図だ!もうちょっと足を広げてごらん。

「は、はい。」

よし!バリバリ描くぞ!いいイラストが出来そうだ!!!

その前にビデオと写真に撮っておこうっと。




6月19日


ウソつき!

外は雨です。前にも言いましたが、僕は雨が嫌いではありません。特に今日のような別に外に出る予定の無い休日に降ったりした時に、部屋の電気をつけずに薄暗い部屋の中にいるとまるで自分が深くて暖かい沼の底にいるような気分になります。

「ウソつき!!」

え?な、何?

「またそんなウソばっかり!!」

いや、けだるい週末を過ごすのに、爽やかな風も良いけど雨も良いじゃないかと思って、

「何アンニュイぶってるのよ!単にだらけてるだけのくせに!!週末にすることが無いだけのくせに!!」

いや、そりゃあ健全じゃあないかもしれないけど、自然をちょっとでも体感しているようで・・・

「またそんなウソを!!聞きたくない!!聞きたくないわ!!」

ウソじゃない!僕は自然派になったんだ!!地球に優しくなったんだ!!

「ホ、ホント?ホントにナチュラルなかつみさんに変身したの?」

当たり前じゃないか。僕はもう都会の汚れた空気と人間とは決別するんだ!地球と一体になるんだ!!

「ステキ!立派よかつみさん!!」

さあ飲み物もミネラルウォーターだ!体の中からきれいにするぞ!!

「・・・かつみさん」

食べ物は野菜のみだ!!刺激物は極力控えるぞ!!

「・・・かつみさん」

よりピュアに生まれ変わるんだ!本当の意味でキレイになるんだ!!

「かつみさんさっきから飲んでるの水じゃなくて焼酎『いいちこ』じゃない!その次はジン飲んでんじゃない!単に透明なだけじゃない!!

な、何っ!じゃあ僕がさっきから食べてる野菜は・・・

「野菜もたっぷりのごま油で炒めちゃってるじゃない!すごく濃口な味付けじゃない!!かつみさんのバカ!!」

いや、ま、待ってくれ!!

「もういや!基本的に安酒飲んでるだけだし、野菜炒めも中身はもやしとキムチのみ!しかも味付けはたっぷりの豆板醤じゃない!太るんだか痩せるんだか良く判らないわよ!何にせよ腹は引っ込まないわよ!!」

明日も同じメニューかなあ。




6月18日


アキバが危ない。

ちょっと前の新聞で見たニュースなんですけど、「オタク狩り」っていうのが流行ってるらしいです。
秋葉原でお金を持っているオタクを狙って裏路地に連れて行き、脅してお金を奪うというものです。

「ちょっと前に『オヤジ狩り』なんてのがあったな。」

うん。捕まった犯人達によると「オヤジよりもオタクの方が金をもっているから」らしい。

「確かにアキバにいくオタクは金を持って行くからな。何時何処でプレミアものに出会うか判らない場所だしな。」

「全くその通りですわ、お姉さま。」

犯人達は「抵抗しないしオヤジよりも体力が無いので襲いやすい」とも言っているそうだ。

「そりゃあ髪を伸ばしてバンダナを巻いて汗をかいているデブはどう考えても襲いやすいわな。」

「全くその通りですわ、お姉さま。」

そ、それはまた随分とオタクを差別化した言い方だなあ。

「だってそうじゃん。アキバによくいるじゃん。小太りでダサい格好をしているいかにも女にモテなさそうでエロゲームばっかり物色してる奴。」

「目の前にも一人居ますわ、お姉様。」

目の前?え?どこ?どこにそんな奴いるの?

「まんまお前のことだよ!」

「お姉様、しかもこの人坊主ですわ。あらゆる意味で絶望的ですわ。

「お前もうアキバに行かない方がいいよ。オヤジとオタクはすぐに襲われるらしいから。」

「お姉様、この人オヤジでかつオタクですわ。あらゆる意味で絶望的ですわ。

「てゆーか、いいかげんアキバでエロゲームなんか買ってるなよ。」

「お姉様、この人予約までしてますわ。しかも販売延期されてますわ。あらゆる意味で絶望的ですわ。

「それにお前の場合襲われても金が無いから、襲う方にしてもある意味襲い損だ。」

「お姉様、この人怒った連中にボコにされるのがオチですわ。あらゆる意味で絶望的ですわ。

お前らいいかげんにしろっっ!!さっきから黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって!!こう見えても俺は空手習ってんだぞ・・・通信教育やけどな。

「・・・」

「・・・」

い、今のは軽い冗談だ。まあ真面目な話あんまり裏路地とかにはむやみに行かない方がいいようだな。

「まあそうだな、実際に心配するわけじゃあないが、一応覚えておいた方がいいかもな。」

でも同人誌とか中古エロソフトとか売ってる場所は大体裏路地なんだよなー。

「・・・」

「・・・」

ほっほっ掘り出し物ないかなぁ。将来プレミアつきそうな初回特典限定非売品とかないかなぁ。え?テレカが8000円?や、安いなあ。一人何枚まで買えるのかなあ。保存用、転売用、自慢用と最低3枚は買わなきゃなあ。え?最近メジャーデビューしたイラストレーターのアマチュア時代のエロ同人誌?15000円?かっかっ買わなきゃ!!!

「いいかげんにしろ!このボラれ上手が!!」

はっ!・・・ぼ、僕は今まで何をしていたんだ。

「見境無しが!お前みたいな奴がくだらねえ同人誌やテレカの値段を上げるんだよ!!」

「全くその通りですわ、お姉さま。」

ああっ!許して下さい!!堪忍して下さい!!もっと強く打って下さい!!


アキバが恐い場所になるとはなぁ。




6月17日


涼しくけだるい夜に。

外は雨です。梅雨が嫌いという人は多いと思います。しかし僕はそれほど嫌いではありません。暗闇の中、雨の音を聞きながら眠るのは心地よいものがあります。昼も窓に付く水滴を見ながらぼけーっとしていると、自分が無機質の物体になったようで居心地が良くなります。

「今日のかつみさんステキ・・・」

はづきちゃん。僕だってこんなふうにポエジーになるときだってあるさ。

「かつみさん本当はロマンチストだったんですね。」

実はそうなんだ。今までのはみんな照れ隠しだったんだよ。本当はもっと爽やかな日記をやりたいんだよ。読んだ人の心が暖かくなるような・・ 天気に対してぼやくなんてことをしたくないしね。雨だってもっと楽しめるはずだよ。

「そうですよね。雨の日だって楽しいことはあるのに・・

お?エヴァ?最終話のリツコさん?やっぱしリッちゃん?白衣最高?さらに白衣を脱いだ時の肩に感じる?

「か、かつみさん・・・」

それとも雨っていうとやっぱし「雨、逃げ出した後」?第四話? ミサトさん最高?

「か、かつみさん・・・」

叱られたい?最後に大人のキス?「帰ってきたら続きをしましょう」?つつつ続きをお願いします!お願いします!お願いします!!

いまだに
アスカと綾波どっちがいいか迷ってるんですっっつっつ!!




6月16日


寝苦しい夜のお供に・・一流日記。

てゆーか暑いんですよ。寝苦しいんですよ。もう耐えられないのでクーラーをつけます。電子ちゃんごめんなさい。・・・ってゆーか僕ん家クーラーないじゃん!

あぁ暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑い暑いムカつくムカつくムカつくムカつく!!!

「暑いですね」

はづきちゃん!いやー暑いよ。かなわないよ。

「まだ6月でこれじゃあ7、8月はどうなっちゃうんでしょう・・・」

あーもうそんな話は止めようよ。滅入っちゃうよ。

「そうですよね。暑い暑い言ってても涼しくなる訳じゃないですしね」

そう!心頭を滅却なんたらだよ!暑がったりだらだらするなんてまだまだ修行が足りない証拠さ!!

「そのとうりですね。あたしもまだまだだな、こんなに汗かいちゃって・・・」

え?

「きょう学校で大掃除があって大変だったんです」

大掃除?

「雑巾がけを何度もしたので汗はかいちゃうし腰は痛いし・・・」

ぞぞぞ雑巾がけぇ?ぞっぞっ雑巾ぐあけぇぇええぇええ?

「え?は、はい」

よよ四つん這いになって雑巾がけしたの?四つん這いになって息を切らしながら雑巾がけしたの?しかも汗だくになって!あぁ!汗だくになって四つん這いになって!!

「か、かつみさん。落ち着いて!」

ぼっぼっ僕も雑巾がけ手伝うよ!はづきちゃんの真後ろにぴったりひっついて雑巾がけするよ!!ほら、もっとお尻を高く上げて雑巾がけしようね。

「え?お、お尻を上げるんですか?こうですか?」

もっと、もっと高く上げたほうが良く見えます、いや、きれいに雑巾がけできます。さあやりましょう。一緒に雑巾がけしましょう。

腰が痛くなるまでやりましょう。





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